おはようございます。32歳タクシー運転手の来栖あさひです。


 昨日の出来事というか、最近、うちの社内で噂になっていることがあります。


 ​賃下げが来るかもしれない。


 先日、過去記事『#34.ぶっちゃけタクシー運転手ってどうなの?』で、私の務める会社の歩合率にも触れていますが、うちの会社は同地区の同業他社と比べれば、比較的高い水準の歩合率です。


 そんなうちの会社にも、ついに賃下げの噂が広がってきた、ということで、今日はその辺りから書いていきたいと思います。




タクシー会社における賃下げ


 そもそも、タクシー運転手の大半は、自分たちは会社から雇用された労働者であるという意識は低いと思います。


 それは、タクシー運転手が世間一般に言う​​時間給​​(私は月給制の会社で働いたことはないのですが、割増賃金の算定基礎になる賃金のことです)という考え方ではなく、売上に対するパーセンテージで給料をもらう感覚なので、いわゆる​個人事業主的な感覚に近いからです。




 さて、前置きでしたが、例えば個人タクシーの運転手であれば、営業にかかる経費は全て自分持ちですが、それを除けばお客様からいただいたメーター料金(わかりやすく1,000円としましょう)は全て自分のものです。1,000円のうち1,000円が自分のものなので、歩合率は100%です。これは不変です。いい売上のときも悪い売上のときも、歩合率はずっと100%です。


 対して法人タクシーの運転手は、経費の負担こそ(一部の場合を除いて)ありませんが、仮に歩合率55%の会社だとすると、同じくお客様からいただいた1,000円は、550円は運転手のものになりますが、450円は会社に収めるということになりますね。もちろんパーセンテージは会社によって違います。


 しかも会社は景気が悪くなって利益が確保できなくなれば、この歩合率を切り下げに来ます。売上も下がってしまったうえに、給料になる割合まで下げられるので、会社から賃下げの話が来るということは、タクシー運転手は​売上も下がってきているうえに歩合率まで下げられる二重苦​というリスクを負うことに。


 タクシー運転手に賃下げの話が来るということは、要するに君たちの持ってくる売上じゃ足りなくなったから、もっともらうねという意味です。ここで歩合率のパーセンテージが仮に5%下がれば、先ほどの例で言うと​今までお客様からいただいた1,000円のうち550円もらえていたのが、500円しかもらえなくなった​​ということになるので、生活水準を揺るがすレベルの大問題になってしまう場合もあるということ。しかも上の例で言えば、1,000円が確保できなくなってきたということが前提で賃下げになるので、もう500円すらもらえなくなるということになります。


 私のような底辺のタクシー運転手には厳しい未来しか見えてきません。涙




そこで副業という選択肢が頭に浮かぶ


 ここまで法人タクシーをボロクソに言ってみたわけなのですが、実際のところ、たとえ賃下げの話が現実になったとしても、給料の天引きというシステムをフル活用している私は、簡単に会社を辞めるわけにはいきません。


 基本的に、嫁は私の借金返済についてノータッチですから、天引きシステムのない会社に移った未来が全く想像できないのです。


 そこで頭に浮かぶ1つの選択肢。




 副業をする。



 ある意味、このブログも収益化に繋がっていけば副業ということになるのでしょう。もともとブログを始めた理由に、そういうよこしまな考えがなかったかと聞かれれば、むしろその為に始めたと答えますよ。


 しかし、ブログで副収入というのは、色々な先達のブロガーさんの記事を読んでも、一朝一夕で成るものではないです。むしろ、副収入に至らずに退場(というか放置?)してしまう人のほうが多いはずですから、これはいつか副収入に繋がる日を夢見て…というレベルでしかありません。




 そんなわけで、手っ取り早く稼ぎに繋がることと言えば、やはりアルバイト(パートタイム)しかないでしょうね。


 大手企業が副業を解禁する時代です。ここは波に乗るときかもしれません。




 …しかし、うちの会社の就業規則では、会社の許可なく他の会社に在籍した場合は懲戒の対象ということになっているのです。


 さて、どうしたものか。


 ここで重要視されるのは、​会社の許可なくという部分と他の会社に在籍という部分。


 要するに、会社の許可があれば他の会社に在籍してもよく、会社の許可がなくても他の会社に在籍しなければ収入を得てもよい、ということになります。


 会社に副業の相談をするか、根気よくブログが副収入に繋がるのを待つか、何か他に第三の選択肢があるのか。


 今のところ、賃下げの話も現時点では噂でしかありません。しかし噂が広がってきたということは、いわゆる火のないところに煙は立たないということです。


 給料が下がった場合のこともシミュレートしながら、自分がどの程度なら仕事を増やしても堪えられるかを考えておく意味はあると思います。


 いつか副業を始める、その日の為に…。









(最終更新日:2019年9月17日)